千代倉桜舟略歴

	千代倉桜舟（ちよくら　おうしゅう）　　　１９１２年（明治４５年）～１９９９年（平成１１年）　　本名　千代倉胖（ちよくら　ゆたか）　　　師　　山口蘭渓（漢字）伊藤芳雲（仮名）　　　祖父篠嵜広胖の雅号「桜洲」に因んで「桜舟」と号す。（昭和　７年）　　　　　　（篠嵜広胖：元黒田藩家老、篠嵜好志の子。黒田藩参事大蔵書記官。）　　群鴎書人会創設、後進の指導にあたる。　　　　　　　（昭和１６年）　　大澤雅休の書論に傾倒し、平原社客員、同人となる。大澤竹胎と会し、　　現代かなの創造を誓約する。　　　　　　　　　　　　（昭和２５年）　　個展：国内１７回、海外６回



	受　　賞
	昭和１５年　興亜二千六百年記念展漢字部最高賞昭和１７年　興亜展仮名部最高賞昭和２５年　書道芸術院展特別賞　　　　　　（GO STOPの作品出品、アルファベット入りの作品）平成　元年　第３回日本書道大賞平成　２年　第３１回毎日芸術賞　　　　　　（手島右卿、宇野雪村、金子鴎亭の各氏に続く書道界４人目）

	褒　章

	昭和４２年　市制２５周年記念文化功労者（木更津市長）昭和４４年　郵政大臣感謝状昭和５０年　芸術功労者（千葉県教育長）昭和５８年　文化功労者（千葉県知事）昭和５９年　地域文化功労者（文部大臣）平成　２年　紺綬褒章平成　３年　勲四等旭日小綬章平成　９年　木更津市名誉市民章

	主な役職

	財団法人毎日書道会顧問・毎日書道展名誉会員・全日本書道連盟顧問・日本書道教育会議顧問・千葉県美術会常任理事・元千葉県書道協会会長・君津地方書道協会会長・木更津市文化協会顧問・群鴎書人会会長

	作品所蔵

	国立国際美術館、アメリカ合衆国歴代大統領遺品保存館、サンパウロ近代美術館、ミラノ近代美術館、英国カンタベリー大僧正、千葉県立美術館、北海道立函館美術館、安芸書道美術館、ケネディ家、ﾍﾝﾘｰ・ﾏﾝｼｰﾆ氏、成田山書道美術館、長野県佐久美術館、木更津市、ほか。